６個のサイコロをケースに入れます。出ている目はバラバラです。フタをかぶせてひと振りすると、１から６まで順番に並んでしまいます。さらに振るとこんどは６から１へと順番が逆向きになります。つぎに相手に好きなサイコロを１つ取り上げてもらい、テーブルの上に振らせます。残ったサイコロをケースに入れて、フタをかぶせてひと振りすると、すべて相手が出した目に揃ってしまいます。実際に相手に振ってもらうとわかりますが、使うサイコロはランダムに目が出る本物です。そのサイコロの目を自在にコントロールできるのです！このマジックは「シュアショット・ダイスボックス」という100年ほど前のマジックが元になっています。丸いケースに入れた２つのサイコロの目を当てるというマジックでしたが、形状を丸から四角に変えて、サイコロの数を６つにしたことで、まったく異なる現象がいくつもできるマジックに生まれ変わりました。1976年の発売以来、つねに高い人気を誇るロングセラー商品です。考案：吉沢卓弥
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